2009年9月5日土曜日

Introduction to Cases&General Management

初授業でした。

授業が始まってからCaseを渡され、とりあえず、20分で読むようにと時間を指定されました。
その後、グループ分けが行われ、僕はヨルダン人、インド人、アメリカ人、一人失念と日本人の僕の5人のチームに入りました。チームごとに個室が与えられ、グループ作業をします。

ケースをスピーディーに読み、それを分析、グループ内でディスカッションします。
ケースの内容は若くしてマネージャーのポストに就くアメリカ人が
いくつかの問題に遭遇していくか中で、どのようなアドバイスを与えるかというもの。
Harvard Business Schoolのケースで、非常にクラシカルな内容であるとのことでした。

グループ内でそれぞれが意見を述べ、グループとしての意見として集約し、教室に戻ります。
ディスカッションする時間も30分程度でした。

教室では、その話合った内容を学生たちが先生に伝え、先生がそれに対して
フィードバックとしてのお話をしてくれます。

短時間のディスカッション・分析では見えてこなかった側面がそこで徐々に明らかになってきます。
さらに、そこから先生は問題をフレームに従って分析していきます。

注目すべきは、個々人の立場に立った問題分析方法を提示していることでした。
「新しいボスが現れた場合、部下の立場として何を期待するか?」
「ボスとして、新しい部下に対して何を期待するか?」
といった設問が設定されます。
こういった質問に個々人が答えることによって、自分の立場で問題のポイントが見えてくるというわけです。また、学生個々人が教室の中で発言するため、それぞれの考えを客観的に観測することができます。ついでに、非常に広い国籍プールがあるので、文化的背景も生で感じることができます。

解説の中で、Functional organisationとProfit cetner organisationの違いに焦点が当てられました。
前者はいわゆる縦割りの階層構造型組織で、後者は利益を作り出すチームごとに権限を分権し、これまでセールスと製造の間に政治的溝がったところを壁を取っ払って、なおかつセクションを小さく分割するというものです。(わかりにくい説明でごめんなさい)詳しくはこちらなどで。。。




80年代90年代にこういった組織構造、経営手法が注目され、コンサルティングファームが活躍、
その潮流で、ヨーロッパにたくさんのMBAが設立されるようになった、と説明していました。
そして、MBAの学生としては、後者のProfit center型の組織に就職するべきで、
おおむね、Functional organizationでは力を発揮できず、不幸な会社生活を送るだろうといいます。

ケースの中で紹介されていたのは、問題を抱えるチームでした。
そして、その状況の打開のポイントが描かれます。
非常に簡単、基礎的なことですが、すべての活動の基礎となります。

1.目標設定
2.組織のデザイン
3.個人的なリーダーシップ

今後の学習の中で、これらのポイントに関するスキルを身につけるということです。
そして、この学校ではソフトスキルの習得にもかなり力を入れているとのことです。

あんまり寝ていないのですごく眠かったのですが、
興奮しながら授業に参加することができました。

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