今日待望のVlerick MBAの初日でした。
とはいっても、授業があったわけではありませんでした。
朝食とランチをクラスメイトと一緒に食べたり、
ディーンの話を聞いたりという塩梅です。
今日初めて知ったのですが、ディーンはこれまでINSEARDで教鞭をとってきた人物とのこと。
Vlerickでは今年が初年だそうです。
彼の話の中で最も強調されていたのが、
Vlerickの多様性、かなり幅広い国からの学生で構成されたクラスだそうです。
100人と小規模のMBAなのですが、41カ国から学生が集まっています。
その国籍の種類ははるかに学生数の多いINSEARDよりも幅広いそうです。
また、ほとんどの学生が複数の国での就業経験を有しています。
面白いのは昨年まで50人程度の規模だったのが、
今年は100人程度とほぼ倍に学生数を増やしていることです。
授業料も年々かなりの幅で増加しております。
数年前と比べると、学費は二倍以上になっています。
ですから、学校の収入も二倍以上増大しているということです。
また、多国籍ではあるもののインド人の数が多いことも特徴です。
おそらくこれらの現象は、学校がそのプレセンスを増大させるために
攻めに出ている表れで、増大した収入でスタッフを増強させたりしているのではないかと思います。
同時に、インド人が多いというのも、相対的にGMATで高得点をとっている
インド人を積極的に増やすことで、GMAT平均点の底上げ、
その結果としてのランキングの上昇を狙っているものとみられます。
100人のうち、五人ほどロシア人がおり、一定の勢力となっているようです。
これはVlerickがロシアを向いていること、ひいてはヨーロッパ自体が
ロシアを近場のニューマケットとして戦略的重要とみなしているあらわれと思えます。
そもそもVlerickはロシアサンクトペテルブルグにPartTimeMBAの学校を有しています。
日本人は三人が参加しています。
昨年も三人の方がおられたようですから、
割合的には減っていると解釈できます。
今日はまた、自己紹介のコーナーもありました。
アメリカ人でオバマの選挙のバックアップをやっていた人や
モスクワで3年務めていたオランダ人などに興味を持ちました。
非常に幅広い人材がいて、同時にかなり自由な雰囲気があるところです。
Vlerickに入学してよかったと、心底思いました。
授業も楽しみです。しかし、今週中は授業はなく、イベントばかりです。
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